経年劣化でコンクリートがひび割れ、水はけも悪くなり、土の部分は雨上がり後はぬかるんで、靴も汚れてしまいがちでお困りのN様でした。コンクリートは新しく打ち直し、曖昧だったコンクリートの勾配もしっかり割り出し、排水がスムーズになるように設計しました。また全面コンクリートだけでは遊びが足りない為、庭の中央部には植栽の囲いを設けて、心安らげる工夫を凝らしています。
約2年前、別の施工会社にバルコニー作製を依頼したそうなのですが、日を追うごとに劣化していき、さすがに使用するに耐えられなくなり、今回当社に依頼がございました。その為、色味・デザイン等は従来のバルコニーを参考にして従前のレプリカを作成した感じになりました。材料は耐久性抜群のインドネシア産・セランガンバツ材を採用。これは屋外でも20年以上は持ちます。塗装剤は材料の水分がいつでも蒸発できるように浸透性の高い塗料を採用しています。ここで使用されていた従前の塗装剤は材木の表面を覆ってしまう性質のもので、これでは材料の中の水分が蒸発できず、材料が割れてしまって劣化が急速に進んでしまったのですね。今度はもう大丈夫です。安心してご使用下さい。
今回、内装工事と併せて老朽化したルーフデッキの補修をご相談いただきました。デッキを支えるスチール材が腐食し、崩れる寸前の状態でとても危険でした。原因を調査するとスチール材の傍を通る雨樋にゴミが詰まっていて、常に雨水が溜まっており、その雨水がスチール材を侵食させていることが判明しました。今回の工事は腐食したスチール材を交換することはもちろん、スチール全体の錆止めを行い・仕上げ塗装を行いました。また問題の雨樋の交換を行い腐食の原因を取り除きました。